Protostella coaching
理由1
残念ながらやっぱり
そもそもコーチングの活動が面倒くさく定着しなかったから
今の仕事は減らされずに「コーチング」の手間ひまが上乗せされるから
現場のマネージャは大変。
「コーチング?そんなひまはない。
みんな、しゃべってないで手を動かせ!」

研修などではコーチングとしてコミュニケーションの改善方法を学びます。
しかし学んだようなコミュニケーションを部下に対して現場で実際に行うのは難しいでしょう。
ともかく時間がない。
間に合わない。 心の余裕もない。
他の仕事が気になってしようがない。
もしもあなたがコーチングを取り入れてみたいと思うほどの上司なら、コーチングで習ったコミュニケーションを実施する時間で部下に具体的な指示をする方が早いでしょう。
なんなら人に任せずに自分でその作業をやってしまった方がよっぽど正確で早いのではないでしょうか。
現場にコーチングを根付かせるのは大変。
想像してみてください。
例えばあなたがご家庭にコーチングを導入する担当者だとします。
戦争のように忙しい朝、やることは山ほどある。でも時間がない。それなのになかなか子供が起きてくれない。「起きなさい!遅刻するよ」と大声をだすあなたのパートナー。
その夜、あなたはパートナーにコーチングについて指導します。「子供の自主性を育むためです。いいですか?朝、なかなか起きてこない子にはテキストの効果的な質問例のここを質問してみましょう。『○○ちゃん、あなたはこの状況からなにを学ぶの』、『○○ちゃん、起き上がることのメリットはなに?』と問いかけましょう。傾聴・質問・承認です。そして子供が自発的に起きるのを待ちましょう」と言ったとしたらパートナーはどう反応するでしょう?
きっと「何を言っているの。寝言はこの子のだけで充分だ!」って怒鳴りつけることでしょう。「そんなことを言ってるくらいならあんたが朝の準備をしなさいよ。言ってみなさい。あんたは『この状況からなにを学ぶの』よ!」
くわばらくわばら

ほとんどの世の「コーチング」に必要な時間
(通常業務に上乗せされる手間)
導入の時間(・説明会・研修・導入リーダー達の勉強会や会議)
実際のコーチングの時間
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傾聴:じっくり聞く時間
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質問:相手がじっくり考え、やる気が出てくるような質問をする時間
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承認:相手を認める時間
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フィードバックする時間
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リクエストする時間(君ならできる、これをしてみてくださいなど)
コーチングはさらに以下のようであるべしと推奨されます。
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双方向的であること
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個別対応であること
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継続すること
もしかしたら会社が状況を把握するために例えばこんな時間も必要になるかもしれません。
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コーチングの実施報告書
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コーチングによる成果報告 成功例の共有化 発表会
以上の手間ひまは個々のスキル(この場合はコミュニケーション)が上がり社内コーチングの風土が十分に醸成さえすれば改善できると思いますよ。

とはいえ導入・実施・継続の手間ひまはなかなか大変なものです。